紀州オルグ

水源の里の価値を伝えるオープニング映像「全国水源の里シンポジウム」@田辺市龍神村

大きなシンポジウムなどオープニングには欠かせないのが映像上映。2014年に田辺市で行われた全国水源の里シンポジウムの 開催にあたりイベント自体の総合プロデュースを担当させて頂きました。
テーマが水源の里であるが故、メイン会場を龍神村にある市民センターに置き動員が少し心配ではありましたが、500名近くの参加者が集まって頂き、参加者の反応も良く大成功に終えることができました。

 

◎ オープニング映像こそイベントにおけるおもてなしツール

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当初予算的に映像を創る費用は拠出できませんでしたが、ご縁あるまちに感謝の気持ちを込めて映像を自主的に制作させて頂きました。田辺市合併10周年という区切りでもあり、田辺市を流れる4つの河川を中心にイメージを拡げながらイベントの主旨を訴求する構成としました。
江戸時代から林業のまちとして、龍神村は日高川の流域文化によって森の恵みを形成してきました。
地域の産業を支える水源の価値と魅力を共有する絶好の機会として、短い映像は参加者のモチベーションと県外から来場された期待感を高めるツールになったことは間違いありません。

●本イベントにおける制作留意点
⑴  イベントの狙いを映像ストーリーで表現する
⑵  水源の美しい映像美による期待感の醸成
⑶  二分から三分程度の尺に留めること
⑷ 地理的な説明をわかりやすく表現する工夫

◎ 地域イベントにおけるキャスティングの重要性

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これまでの全国水源の里シンポジウムの構成に加え、田辺らしい演出を企画する手法として、中山間地域への移住者という目線から遠方からゲストを迎えるキャスティングを行いました。
飛騨高山から里山エクスペリエンスの山田さん、福岡に移住して地域活性化事業に取り組む若者西塔さん、そして地元移住者の辻野さんとそれを上手くファシリテーションする大和総研の河口さんに依頼。
水源の里の価値を引き出すためにあえて地方からよそ者、若者を呼び、彼らの視点によるキャスティングと対話は、地域の可能性を引き出すシナリオとして成功。映像と同様に硬めのシンポジウムには共感手法と新規性、革新性を引き出すストーリーが重要です。
地域のイベントの発信力を高めるためにも、主旨を説明する一方的な説明型から脱し、物語の目線からキャスティングを考えてみてはいかがでしょうか?

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