紀州オルグ

ビジュアルブックシリーズ③地域で継承すべき技術と誇りを映像化して外国人に伝える背景「高野山手仕事ブック映像」

10

ビジュアルブックの事例として、最後に紹介する冊子は高野町に継承される手仕事の持つ価値を訴求する構成です。
ARの映像技術はみなべ町や和歌山市等の事例から紹介したのでここでは、手仕事にフォーカスしたコンテンツ戦略のコンセプトを簡単に紹介しましょう。

■ 地域に残る伝統や技術継承の価値を伝える

開創1200年を迎えた高野山では、ずっと僧侶たちの祈りや修行を支える職人が大勢暮らしています。
昔はこの森で育てられた木材を使って建築や位牌など職人が地域の資源を使って循環していました。また精進料理なども同じように近隣の集落から調達し、地域がお互い支え合って暮らしていたのです。
単なる職人の技術の紹介ではなく、受け継ぐ手仕事の持つ意味や職人の心や精神にこそ価値があると考えて映像化してみました。
すでに機会化などが進み消えていこうとする技術は日本中にあります。
今こそ、その消滅する前に映像化し、伝達することで後継者が現れるかもしれません。
このプロジェクトでは、画像のように6つのストーリーを映像で紹介しています。
地域資源はそこに暮らす職人たちが継承した技術の裏にある精神性にこそ本質的な価値があり、それを映像化して賛同者を募ることが地域の誇り醸成であり、後継者の動機付けに繋がるようです。

 

teshigoto02