紀州オルグ

ビジュアルブックシリーズ②インバウンド促進をはかる多言語対応ガイドブック 「和歌山市」「那智勝浦町」

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2020年に向けて外国人観光客を4000万人に目標を置くインバウンド政策。この数値目標を達成すること以上に大切な視点は外国人が求める期待を裏切らない地域の情報整備とホスピタリティの向上策を推進していくことが重要となります。
(調査によると日本の自然や田舎の暮らしへのニーズが高い)
外国人と言っても世界各国の多様なニーズは大きく異なります。
そこで一番入り口となる言語対応に基づく情報提供のあり方に工夫と仕掛けが必要となってきます。

 

◎ 映像冊子による多言語対応情報提供

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世界で7000万ダウンロードされている画像認識アプリ「BLIPPAR」とクラウドに保管する映像コンテンツを紐付けた観光冊子をプロデュースさせて頂きました。
日本にも同様のARアプリはいくつかありますが、この外国人に向けたアプリの採用には海外でもダウンロードしたり、現地の言語に対応した機能を推薦。
いくつかの自治体でインバウンド観光プロモーションメディアとしてこの仕組みを活用した多言語対応ガイドを発行。

その方法と以下の通り。

① 誌面の記事を多言語対応で掲載し、映像はイメージングツールと
する手法
② 誌面は限定言語(例: 英語と日本語)とし、ARで視聴できる映像を
多言語対応とする手法
③ どちらもメリデメはありますが、映像を多言語対応とする場合は
言語選択メニューを制作する必要がでてきます。

ここで重要なポイントは、冊子における多言語対応や映像コンテンツの
視聴方法の訴求と表現です。

 

◎ 地域協働型コンテンツ制作の秘訣

ここでご紹介する那智勝浦町のコンテンツには地元の子どもたちが自ら台本を書き、レポートするコンテンツを視聴することができます。

このストーリーの背景には
⑴ 児童が観光振興に関わる社会参加性の向上
⑵ 情報の親近感の訴求
⑶ 児童の郷土愛醸成と表現力を高めるための地元住民の参画
(衣装の提供や現地コーデュネイト)
子どもたちが外国人観光客に向けてのコンテンツ制作に関わる
自治体は非常に珍しい活動ではないでしょうか。
その話題性と新規制がストーリーだと考えます。

 

◎ ビジュアルストーリーテリング

私たち日本人も全く知らない外国の空港に降りて一番不安に感じるのは、電車やバスの乗換えです。
この和歌山市のインバウンド観光プロモーション冊子では、関空から和歌山市へのアクセス方法をモーショングラフィック等と取り入れ、ビジュアルガイドとして組み込んでいます。
如何に短い時間で伝達するか?来日する観光客に対して安心感を提供するかが鍵となります。
Wi-Fiエリアの拡大に伴い、情報ホスピタリティはビジュアルストーリーの表現力と伝達力に工夫が必要です。

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